エージェント利用方法

企業は経理の採用で転職エージェントをどう利用している?【現役経理部長が実態を解説!】

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経理の転職で、転職エージェントを利用しようと思ったとき、こんな疑問はありませんか?

経理を採用するとき、企業は転職エージェントを利用することが多い?

企業側は、どうやって転職エージェントを利用しているの?

こうした疑問に対し、現役の上場企業経理部長が、経理の採用で転職エージェントをどのように利用しているか、実情を解説します。

企業が、経理の採用でどのように転職エージェントを利用しているのかを知ることで、

転職者側としても、

・そもそも転職エージェントは利用すべきなのか?

・どこの転職エージェント利用したらよいのか?

といったことがわかります。

経理へ転職を考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

☞この記事の解説者:経理部IS

・現役の東証一部上場企業の経理部長です

・転職エージェント利用は15社以上経験

・現役経理部長の視点で、企業の転職エージェント利用状況を解説します

企業は、経理の採用で転職エージェントを利用しているのか?

企業は経理の採用をする際、転職エージェントを利用しています。

ただし、企業側では転職エージェントの利用コストがかかることから、すべての企業が利用しているわけではありません。

企業規模が大きい会社、上場企業、中小でも人材確保のためにコストをかけられる会社はエージェントを利用している

(優秀な人材を確保するため)

一方、人材確保のためのコストを抑えようとする企業や中小企業は、掲載料の安い転職サイトや無料のハローワークなどに求人を出すことが多い。

このように、人材確保のためにコストをかけることができる企業は、積極的に転職エージェントを利用しています。

特に経理といった専門職を採用する場合、転職サイトやハローワークでは適任の経理人材が見つけにくいため、転職エージェントを利用することがほとんどです。

企業側にコストがかかる理由
転職エージェントのビジネスモデルは、

「転職者に求人を紹介し、その転職者が企業へ入社した時点で、採用した求人企業から成功報酬を受け取る」

というものです。

企業が転職エージェントを利用するのは、

「優秀な人材を採用したい企業が、お金を払って転職エージェントに人材探しを依頼している」

といった目的があります。

なお、企業側が紹介料として転職エージェントに支払いをするのは、実際に転職者の採用が確定したときです。

いわゆる成功報酬という形でお金が支払われるため、企業側も安心して多くの転職エージェントを利用しています。

企業が経理の採用で転職エージェントを利用する理由

企業側が、経理の採用で転職エージェントを利用する理由は、

ズバリ、

「優秀な経理人材を確保するため」

です。

企業側は採用コストをかけてでも、優秀な経理人材や将来活躍が期待できる人材が欲しい

と考えています。

★企業がコストをかけてでも経理人材を確保したい理由

優秀な人材、これから活躍が期待できる人材は、採用コスト以上に、将来会社の利益に貢献してくれる。

経理の優秀な人材は、直接会社の利益に貢献はできなくても、経理作業能力に優れており、事務コストを削減してくれる。

経理の専門スキルを身に付けるには相当時間がかかることから、教育の時間・コストをかけずに中途採用で経理スキルを持った人を確保したい。

このような人材はコストをかけてでも採用したい。

これが企業側の希望です。

そして転職エージェントは、

・企業の要望に応えるため、

・優秀な経理人材を集め、

・企業に見合った人材を選定して紹介する。

といった希望に応えてくれますので、企業は積極的に転職エージェントを利用します。

特に経理のような専門職は、優秀な人材を確保するのが難しいため、転職エージェントに人材の確保、選定をお願いすることがほとんどです。

私の所属する会社でも、経理人材を確保する際、必ず転職エージェントを利用しています。

経理の採用でエージェントを利用する企業側のメリット

企業は、経理の採用で転職エージェントの利用することで、5つのメリットを受けることができるため、転職エージェントを積極的に利用します。

★企業側の転職エージェントを利用するメリット

  • 効率よく経理人材を採用できる
  • 経理人材の採用に関する作業負担が減る
  • 採用のミスマッチを減らせる
  • 非公開で採用活動ができる
  • 採用が成功した場合にのみコストが発生する

効率よく経理人材を採用できる

自社のWebサイトや転職サイト、求人雑誌などに募集広告を出しても、優秀な経理人材が応募してくれるかわかりません。

また、たくさんの応募者から自社で求めている経理人材を探すには、時間もかかります。

その点転職エージェントでは、

・転職を考えている経理人材を集め、

・その中から企業側が求める経理人材を選定して

紹介してくれますので、効率よく経理人材を採用できます。

経理人材の採用に関する作業負担が減る

転職エージェントでは、企業側が求める経理の人材募集、選定を事前に行ってくれます。

また、転職者との面接日程や入社手続き、入社条件といった交渉も行ってもらえます。

このように、本来企業側で行わなければならない採用に関する作業を、転職エージェントが代わりに行ってくれるため、企業側の作業負担が減るというメリットがあります。

採用のミスマッチを減らせる

転職エージェントでは、企業側が求める経理人材を事前に選定してくれるため、採用のミスマッチを減らすことができます。

人材の選定にあたっては、企業側より事前に以下のような要望を出します。

  • 保有していて欲しい、経理スキルの内容
  • 社風、経理部組織になじめそうな人
  • 企業側が提示する年収などの条件に合う人

このような要望に応えるべく、転職エージェントは事前に人材選定をしてくれるため、企業側としても採用のミスマッチを減らせることができます。

非公開で採用活動ができる

企業側は、それぞれの都合により、人材募集をしていることを公にしたくない場合もあります。

たとえば、

新たな事業立ち上げに関わる人材を募集したいが、ライバル企業に知られたくない

経理担当が退職するので後任を募集したいが、社内でまだ退職を公表したくない

このような場合、転職エージェントに求人を非公開にして人材募集をお願いすることができます。

転職エージェントに依頼することで秘密裏に欲しい人材を集めることができるのが、メリットになっています。

採用が成功した場合にのみコストが発生する

転職エージェントは、経理人材を採用して初めて紹介料としてコストが発生します。

いわゆる成功報酬型の料金体型となっていますので、採用が決まらなければコストは発生しません。

企業側としては、無駄に採用コストをかける必要がないのが大きなメリットとなっています。

経理の採用で転職エージェントを利用する企業側のデメリット

企業が、経理の採用で転職エージェントを利用する場合、デメリットもあります。

★企業側の転職エージェントを利用するデメリット

  • 他の採用方法と比べるとコストが高い
  • 自社に魅力がないと応募者が集まらない

他の採用方法と比べるとコストが高い

転職者の採用が決まった時点で、紹介料を転職エージェントに支払います。

紹介料は、転職者の年収に対して35%程度となっているため、転職サイトや求人広告と比べるとコストは割高となります。

しかし企業は、優秀な人材はコスト以上に会社に利益を与えてくれると考えていますので、コストがかかっても転職エージェントを積極的に利用します。

自社に魅力がないと応募者が集まらない

転職エージェントでは、企業側の残業時間の状況、有給の取得状況、経理部門の雰囲気や上長の性格といったことまでヒヤリングし、転職者へ連絡します。

特に労働環境において、他社と比較し魅力がないと、求人に応募してもらえないという状況になってしまいます。

しかし、転職者側としては企業の詳細情報を教えてもらえるため、転職エージェントは積極的に活用したいところです。

企業は転職サイトとエージェント、どちらを利用してる?

転職サイトとは、企業がサイトへ求人を出し、転職者はそのサイト内にある求人情報から、自分で求人に応募するタイプの転職方法です。

この転職サイトは、

  • 転職エージェントよりコストが安い
  • 応募者の数が多い

といった特徴があることから、

企業側は、多くの応募者を集めたいときや、採用コストを抑えたいといった場合に利用します。

しかし、経理は専門職という特性上、応募者を多く集めるよりも、人材の質を重視しますので、より優秀な人材を採用しやすい転職エージェントを利用することがほとんどです。

こうした状況からも、転職者は経理の求人が集まりやすい転職エージェントを優先して利用するのがよいでしょう。

企業が経理の採用で利用する転職エージェントは?

企業が経理を採用する際、利用している転職エージェントは複数あります。

まずは優先して、経理特化型の転職エージェントを利用します。

例えば、MS-Japanといった管理部門の転職に特化したエージェントは、担当者の経理に関する理解も深く、優秀な経理人材が集まることから、企業側も積極的に利用しています。

そのほか経理や会計事務所に特化したジャスネットキャリアや、IT経理の転職に強いSYNCAといったエージェントを利用することもあります。

経理特化型転職エージェント

・MS-Japan

・ジャスネットキャリア

・SYNCA

※関連記事:経理特化の転職エージェント3選【経理の転職で登録必須!】

また、あらゆる職種の求人を扱う総合型転職エージェントも合わせて利用しています。

例えば、doda(デューダ)や、リクルートエージェントは、日本最大手の転職エージェントであり、転職者の利用数も多いことから、企業側としても積極的に利用します。

加えて、優秀な人材が多く集まるJACリクルートメントも活用することが多くあります。

ほかには、経理や会計事務所といった会計業界に特化したヒュープロレックスアドバイザーズといった会計専門の転職エージェントを利用する場合もあります。

会計業界特化の転職エージェント

・HUPRO(ヒュープロ)

・レックスアドバイザーズ

※関連記事:【厳選】会計事務所の転職に強い!3つの転職エージェントを完全解説

経理への転職を考えている人は、企業側が利用しているこれらの転職エージェントに登録して転職活動を進めることをオススメします。

まとめ

今回は、企業が経理の採用で、転職エージェントをどのように利用しているか、実態を解説しました。

企業側は、

「採用コストはかかるものの、優秀な経理人材が採用しやすいなどのメリットが多い」

といった理由で、転職エージェントを優先して利用しています。

そして、企業側は優先して転職エージェントを利用することから、優良な経理の求人が転職エージェントに集まります。

転職者側も、優良な経理の求人が集まる転職エージェントを利用することで、希望する経理の求人を見つけることができます。

企業側の経理の採用に関する考えも理解したうえで、経理の転職で転職エージェントを利用して、転職を有利に進めましょう。

関連記事:経理の転職エージェントとは?|現役経理マンが利用方法を完全解説!

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